王子八幡社

守江の王子島(今は完全に陸続きになっているが)、その昔、織田家の臣高橋六郎左衛門が、四国に下ろうとして、灘手村に漂泊し、主君の加護を、八幡宮に祈り、御分霊をここに勧請した。時に天正四(1576)年九月八日とある。したがって祭神は応神天皇。松平侯が木付に入り、1648(正保五)年木付城良(うしとら)の守護神と定め、守江伊予之助に、矢縫の幕を下さった。


神域の石灯ろう三対は、元文五(1740)年藤永氏一対、安永七(1778)年氏子一対、天保七(1836)年柏屋善右衛門・渡辺壮右衛門寄進の一対である。

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