陣道面

 御神幸の際、先導者がつけていたものと思われる面。長さ約48.5cm、幅42cmと他に類を見ない大きさで、材質は桐。
 彩色は当初なかったと考えられるが、現在は白地の上に朱、青、金の胡粉(ごふん)で彩色され、頭頂部、両眼部、右頬(ほほ)部に桧材の補修がしてある。
 面の裏には当初の墨書を後世陰刻したと思われる銘文が3行にわたってある。
「陣道面奉造修僧燿湛」  「八幡奈多宮」  「応保二年(1162年)十一月十一日」
県指定有形文化財(昭和43年3月29日指定)

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