奈多狩宿の海岸は、日本の白砂青松100選にも選ばれ、松林は2㎞、白砂は5㎞にわたる大分県下一の白砂青松の海岸です。しかし、マツ材線虫病の被害や手入れ不足などで荒廃が進み、来場者も少なくなり、地域の人々の意欲も落ちているなどの多くの問題も起きています。
松原の有する環境資源、観光資源、あるいは健康資源としての価値を再び高め、人々にもう一度その価値を認識してもらい、松原に足を運んでいただき、ひいては地域の人達が元気になることを願っていす。
現在、ここ数年、地元の豊洋小学校の生徒さんによる植樹活動を行っています。自然環境の大切さを身をもって体験してもらっています。住民自治協議会主催により、小学生、地元住民等によって美化活動を実施しています。さらに、松林の草刈り活動等も実施しています。奈多狩宿海岸の白砂青松の美しい景観が、広く市民、県民の皆さんに認知していただき、愛され、継承されていくよう、海岸の松林を再生し保全していきたい。