法恩寺(報願寺)

報願寺、八幡奈多宮の神勅祈願の神宮寺で、仁聞菩薩の開基伝承をもつ。元徳元年(1329)、奈多宮司奈多秀基が密室正義(みっしつしようき)を招いて禅院として中興したという。現報恩寺の釈迦堂には本尊の釈迦如来像が安置されている。

そばに木造伝弥勒仏座像は、報願神宮寺の旧仏と考えられ、いずれも鎌倉時代の制作になるものである。一説によると、伊予地震津波(1596)年の時に、奈多宮よりここに流され、着いたともいう。

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