小若宮二、別名「②女神像」
平安時代後期~鎌倉時代(12~13世紀)
小若宮二 一躯
【調査日】2019年9月29日
【調査者】 伊東史朗(和歌山県立博物館館長) 有木芳隆(熊本県立美術館)
中西真美子(崇城大学) 萬納恵介(熊本県立美術館)
【指定】 大分県指定文化財
【形状】 頭上に髻(たぶさ)をあらわさないほかは、小若宮一と同形。
【材質・技法】 木造(ヒノキ) 彫眼 彩色
【品質構造】 小若宮一に同じ。
【法量】 ※単位㎝ 本体
総髙(含台座)21.3 像髙18.8 髪際髙16.6 頭頂一顎5,7
髪際一顎3.7 面張3.6 面奥(現状)5.1 頭髪張5.6 肩張9.0
胸奥(中央)5.6 張10.6 手先奥8.1 膝張11.9 膝奥9.6
地付幅12.2 地付奥9.9
【制作時期】 平安時代後期~鎌倉時代(12~13世紀)
【保存状態】 両手部から両脚部にかけて朽損
【備考】 『神像彫刻重要資料集成』第四巻では、名称を「二女神像」とする。