八幡奈多宮の歴史と国指定重要文化財「三神像」

八幡奈多宮は天平元(729)年に創立された。
全国に八幡宮は沢山存在するが、八幡が前につくのは宇佐と奈多のみである。

国指定重要文化財にもなっている「三神像」は
宇佐宮の旧御神体が奈多宮に移されたものと言われている。
三神像は九州で大宰府に次ぐ二番目に古い神像である。

八幡奈多宮 国指定重要文化財「三神像」

奈多宮の大宮司・奈多氏は中世、大友氏と深くかかわる。
奈多鑑基(あきもと)は大友氏の寺社奉行として大いに勢力を伸ばした。
その娘は大友宗麟の正室となり、義統(よしむね)を生んだ。
鑑基の次男・親賢(ちかたか)は田原家の養子となり、
大友家の筆頭重臣として義統の代には国政を掌握した。

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